ヴァシュロン・コンスタンタン レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーション “フェニックス” 9700C/003R-B187

ヴァシュロン・コンスタンタン レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーション “フェニックス” 9700C/003R-B187

Ref:9700C/003R-B187
ケース径:47.0mm
ケース厚:19.1mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
ストラップ:ダークブラウンのミシシッピ・アリゲーター、18Kピンクゴールド製フォールディングクラスプとバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.2755(自社開発・製造)、毎時18,000振動、約58時間パワーリザーブ、40石
仕様:ジュネーブ・シール取得、時、分、トゥールビヨンのキャリッジによるスモールセコンドの秒、15の複雑機能【1.ミニット・リピーター、2.トゥールビヨン、3~6.パーペチュアルカレンダー(日付、曜日、月、閏年)、7.パワーリザーブ、8.均時差、9.日の出時刻、10.日の入り時刻、11.天空図、12.月齢と月相(ムーンフェイズ)、13.恒星時の時と分、14.四季、至点、分点、黄道12宮、15.打撃機構のトルク】、ケースバンドに手彫りによる“フェニックス”モチーフの装飾、ベゼルおよびケースバックに手彫りの装飾パターン、スレートグレーオパーリンダイヤル、マカッサル・エボニー(縞黒檀)製の巻き上げ装置付きプレステージボックスが付属
限定:ユニークピース

 ヴァシュロン・コンスタンタンは、この極めて多くの機能が備わる複雑時計を動かすために、有名なキャリバー2755を選びました。手巻きで、58時間のパワーリザーブが備わるこのムーブメントは、ヴァシュロン・コンスタンタンの特に高度なモデル、とりわけこの1点製作モデルが属す類まれなグランド・コンプリケーションに使われています。

 革新的な技術と昔から受け継がれてきた職人技との絶妙なバランスを語る典型的な例と呼べるこの特別なモデルはまた、一握りの彫金職人のみが習熟した2種類のエングレービング技法に敬意を表しています。すなわち、ケースバンドに施されたパウンス装飾(浅浮き彫り)と、ベゼルとケースバックに施された繊細なラインを彫る技法です。金に彫刻を施して立体感を生み出すこのような技術に習熟するには少なくとも10年以上もかかり、このモデルの場合も300時間に及ぶ忍耐強い作業が必要です。ケースバンドの上で今にも羽を広げるかのように見える伝説の不死鳥の翼や、優雅に伸びる細い首の動きから嘴の先に至るまで、ディテールに細心の注意を払うことは、ヴァシュロン・コンスタンタンのシグネチャーです。

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